日本社会の疑問を考えるブログ

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制服転売問題について

 最近はある程度落ち着いてはいるものの、フリマサイト・オークションサイトに女子学生の制服が売り出される例が見られ、問題視されている。ここでは、そもそもの原因と言われている問題点について考えたい。

 

 

フリマ・オークションサイトでの制服転売

 (ヤフオク以外では)落ち着いてはいるものの、女子学生の制服が転売されている例がしばしばみられる。

 

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 多くのサイトでブルセラ化などへの懸念から、このような(使用済み)制服類の出品を禁じているのだが、メルカリを除き物理的に手が回っていない状況である。

 

 このような学校指定制服は、その学校に入学予定の生徒が保護者同伴の元専門店にて採寸してから購入に移るため、入学予定の実子がいない限りは手に入れることはできない。*1

 

 となると、販売しているのは何らかの方法で制服を入手できた者になる。転売業者などもいるだろうが、一番考えられる者は初めに売りに出した者であり、すなわち生徒本人である。どうやら卒業後小遣い稼ぎのために売っているらしい。一応犯罪ではない。*2それに、ギャルゲーで見られるように日本は制服フェチが多いのでそれに目をつけた元生徒が売るケースが増え、それをブログとかで書くものだからさらに増えるというわけ。

 

 そんな中調べてみると、これに対し警鐘を鳴らす記事があった。

 

それに対する問題提起記事について

toyokeizai.net

 

 当記事の要旨は以下のとおりである。

 

・フリマ・オークションサイトで女子制服を買うのって、ブルセラ目的だろ

・制服を直接触ってしまうと性犯罪の原因になる

 

・いくつかの学校に聞いてみたよ(後述)

 

 以下では、この記事についていくつか気になる点があったので書いていく。

 

制服と性犯罪の関連性

 「アダルトコンテンツを見たら即、犯罪に走るというわけではないが、多くの性犯罪加害者の実態を踏まえると、アダルトコンテンツがあるから犯罪が抑制されるということはない」とある。また、直後で制服自体が性犯罪の原因となるとしている。しかしながら、制服そのものが性犯罪の原因やその程度をひどくするという研究例は存在しない。

 

 一方、偶然触れた女子制服にもっと触れてみたいという欲望が性犯罪につながるといったことが書かれているが、同等に性犯罪の原因となりうる私服の転売についてここで取り挙げられていない。

 

 これらから、めったに触れられないものに触れたことをきっかけとして、さらに触れたい、という欲求を解決する手段が犯罪であった、ということが考えられる。

 

 めったに触れられないものは制服だけとは限らないし、それらに手を伸ばしたいという欲求はよく聞く話だ。となると、「レア度」の高いものについて、それを落としてあげれば(簡単に入手できるようにしてしまえば)よいことになる。つまり、今回の制服については、制作業者から大量仕入れして大学のように学校公式で制服を販売すればよい(ついでに他のグッズも製作販売してもよい)。そうすれば上記のような転売もなくなるし、これが原因で性犯罪に走る可能性も少なくなる。さらに、大量生産するのであるから入学予定の生徒も安価で入手できるようになり、学校側はこういった公式グッズ収入で儲かる、というわけだ。儲かった分は優秀な生徒を特待生にしたり学費を値下げするなり、施設の充実化をするなり、教員の給料に上乗せすればよい。

 

 これでも性犯罪に走る人がいる場合は、これとは別個に対応すべきであろう。

 

各校の回答について

 東洋経済新報社はいくつかの学校に取材をしたらしい。気になった回答について述べていく。

 

まず、制服がほとんど転売されていない学校の担当者は

自分も人も大切にしなさいと常日頃言っていることの意味を生徒が理解しているということかもしれない

 と言っているが、果たしてそこまでしつこく教えていたのか、またそれが功を奏したのか怪しい。*3すなわち、偶然今まで制服が転売されなかった、という無関係な事実を教育の成果であると勝手に解釈して、いいチャンスだからと宣伝のつもりで言ったのだろう。いうまでもなく、私立学校は会社と同じで利用者がいなければ潰れてしまうから、適当な言葉で釣って客を呼び込もうとしていたと思われる。

 

 

 他にも、取材拒否を申し入れた学校、回答がなかった学校があった。これは、転売の事実は気づいてはいたが対策ができなかったなんて言えないし、炎上のもとになる週刊誌に取材されては学校の存続に影響する、と思ったのだろう。

 

 回答をしなかった学校についても同様とみてよく、むしろ下手に取材拒否を申し入れたせいで週刊誌側に変なことを書かれるよりも無視して忘れてもらう方がダメージが少ない、と考えたのであろう。

 

各校の対応について

 回答があった学校のどれも、「一応注意喚起はしているけどこれ以上の対策は無理」と言っている。現状では制服が購入されたものである以上所有権が生徒にあり、学校側は法的に手を出せないからだ。

 

 とはいえ、「対策ができない」というのもどうか。(転売自体が性犯罪につながる可能性はさておき)転売だけを防止するのであれば、(上記とは真逆の解決法になるが)制服の製作は専門店に委託して学校側で一括購入しておき、それを生徒に在学期間中貸与し、その後はクリーニングののち再利用すればよい。*4会社と同じ方法である。こうすれば所有権は学校側になるので、万一返却されない場合や転売された場合は法的手段に出ることもできる。

 

 というか、そもそも「カワイイ制服」というセコイ手段で生徒集めをしたのも問題ではないだろうか。生徒集めをしたければ進学実績を上げるなどして優秀な生徒を呼び込めばいい*5はずなのだが。

 

結局制服がらみの問題をなくすには

 ここでは制服転売と性犯罪はあまり関係ないという立場をとったが、あえて記事の立場を認めるとしよう。もし制服が性犯罪につながるのであれば、解決策は一つ。

 

制服を廃止する。

 

 なぜこれほど性犯罪になるといっているのに、その原因を取り除こうという意見がないのか。

*1:女子制服を着用してみたかった男子生徒が「十分なお金を持って行った」にもかかわらず、販売を拒否されたうえ通報された話があるほど。一応「入学予定の娘が事故で採寸に行けない」と噓をついて購入できた例もあるようだが、かなりのレアケースである。

*2:18歳以上となるため各地方自治体の青少年保護育成条例には該当しない。不用品を出品するだけなので古物商許可証は必要ない。また、会社と異なり貸与品でなく購入しているため、それをどのような形で処分しようが所有者の勝手ということになる。

*3:ただし、引用より少し前に「他人にものが使われるのは気持ち悪いと感じるはず」とあるのだが、これは正しい。事実、ゴミ捨て場に置かれている衣類はほとんどが男性のものであるし、あるサイトでは「知らない人に自分の衣類を使われるのは気持ち悪い。同性の知り合いに譲渡できない場合は、着用できないほどに切り刻んでから捨てる」とまで言う女性もいた。

*4:Uber Eatsの配達カバンのように、先に生徒に購入させて学校を去るとき回収する代わりにデポジットとしていくらか返金する方法があるが、学校側のストックが異常に増えてしまう。

*5:受験者が増えれば受験料でも儲かる。

続・広告のウザさを棚に上げて、広告ブロックが許せないと?

 先日、広告ブロックツールの正当性を述べた。

 

fuckjapaneseculture.hatenablog.com

 

 反論意見はもらっていないが(ブックマークコメントやお問い合わせフォームより書き込んでいただいて構いません)、調べてみると広告ブロックは悪であるという意見について共通点がいくつか見られたので、ここで述べたい。せっかくなので、広告の多いところとして代表的なコピペブログをまねてみる。

 

 

筆者がアフィリエイターである点

 その前に、「アフィリエイト」について簡単に説明する。下の図のように、自社製品を宣伝したい広告出稿者は広告代理店に広告作成を外注する。で、代理店は広告を貼る媒体を探し、その管理者(要するにアフィリエイター)と契約を結んで広告を貼ってもらう。その広告に関しある条件を満たしたとき、代理店はサイト管理者に報酬を支払う、という原理である。

 

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 となると、広告と金銭に関わっている者は広告主、代理店、アフィリエイターの3種類であるはずだ。だが、広告ブロッカー批判を書いているのはアフィリエイターしかいない。広告主も代理店も声明を出していない。

 

 それは当然であろう。なぜなら、アフィリエイターは広告から収入を得ているからであり、支払われる報酬もはあまり多くはない。従って、「お前こんなことをしたら俺が食えなくなるだろ」ということを言っているに過ぎない。

 

「儲けが減るから嫌だ」を「社会の悪」と言い換えている

 だったら正直に「広告ブロッカーを使われると僕の儲けがなくなって餓死するんです」とでも言えばいいものを、「無料の対価だ」とか「犯罪(万引き・無銭飲食)と同じだ」などとあたかも社会全体の悪のようにでっちあげるからたちが悪い。

 

 広告ブロッカーを使うなら俺のサイトを見るな、というのも同様だ。それは検索結果が勝手に表示したからであり、見てほしくないのであればSEO対策するなりで検索順位が下がるようにすればよい。インターネットを利用するなという意見についても同様で、ならば広告ブロッカーを法律で禁止するよう国会に嘆願書を出せばよい。広告ブロッカーは合法という判決が何度も出ているがな。

 

再掲・無料サービスの対価について

本来の目的を見失い、画面が見えなくなるほど大量に貼られ、動かすなどで誤クリックを誘うのが現在の広告です。マナー違反をしているのは、広告を貼る側です。

 

広告ブロックが嫌ならば、我々が「その商品を購入しよう」と思うほど有益な広告を掲載すべきです。そうなれば誰もブロックなどしません。

 

もし広告ブロックのせいで立ち行かない状況ならば有料サービスにすればよいことです。もし有料サービスでは誰も利用しないのであれば、その程度の価値しかないコンテンツで儲けようとしている時点で大間違いということです。価値の低いコンテンツを使って不快な広告で儲けようというビジネスモデルが破綻しているのです。

 アフィカスの主張 - なんJ AdGuard部 Wiki*

 

「正当」は否定するが、「なんらかの対価」を接続先から欲しければ、セキュリティを強化して、 だれもアクセスできないようにすればいい。 技術的にはとても簡単だ。法的にも保護されてる。だれも止めてない。

どこからどんなデータを持ってくるか、Webサーバの保持者程度に指示された..

 

「自分の広告は悪じゃない」と思っている

 「確かに悪い広告はあるけれど…」という人のことである。

 

 そりゃそうだよな。自分でやっていることを悪だなんて言えないよな。

 

 とりあえず、全ページを見直して、不快な広告がないか、本当に広告が有益かよーく考えなおしてみればよい。

 

 広告ブロックでインターネットが衰退すると思っている

 「広告をなくすと有益なサイトはコンテンツを提供しなくなってインターネット全体が面白くなくなる」という話である。もちろんこれも誤りである。

 

 広告ブロッカーが普及して広告収入が得られなくなれば、広告収入「だけ」で運営資金を払って自転車操業しているサイトは閉鎖か、少なくとも放置状態になるだろう。よって運営のためには直接課金する形になるだろう。

 

 ここまではありうる。しかし、広告ブロッカーを批判する人は、これが有益なコンテンツがなくなってインターネット全体が衰退するとわけのわからないことをほざいている。

 

 事実、元々インターネットは広告なしもしくは有料サービスで成り立っていた。有益でなければ利用されないことを考えると、特に広告の有無は有益性とは関係ないことがわかる。それどころか 

 

じゃあ、アフィリエイトによって発展したコンテンツというのを羅列してみよう。

2ちゃんねるまとめブログ

Youtubeの静止画動画

・クソバイラルメディア

SEO対策だけはちゃんとしてる業者のゴミブログ

・パクツイBot

はてブ互助会

NAVERまとめ

・Youtuber

『AdblockはWeb業界の発展を妨げている』←本当にそうか?

 

と、広告ばかりで中身がお粗末な、大して役に立たないサイトが検索結果の上位に来るだけである。どうやら、広告産業が活発化しすぎたせいで「コンテンツに広告をつける」つもりが「広告のためのコンテンツ」になってしまったようだ。で、勝手に乱入して勝手に広告を貼っていた人たちが騒いでいるわけ。*1

 

 果たしてこういうものが有益であるといえるだろうか。そんなわけがない。むしろ滅んでくれた方が有益なコンテンツがよく見えるようになるだろう。

 

「無料+広告」か「有料」か

 前に書いたが、そこまで有益なコンテンツならなぜ無料で見せている、ということだ。広告報酬など不安定であろう。確実に報酬を得たいのであればサイトを有料化すればよい話である。本当に有益であれば有料にしても人は集まってくる。

 

 要するに、広告報酬がなくなって有料サイトとボランティアサイトだけになったとしても、本当に有益であれば人は集まるし、インターネットが衰退することもない。

 

 そもそも広告ってなんのためだ?

広告とは何のためにあるのでしょうか。本来は良い商品を宣伝し、我々消費者に購入してもらうためにあるはずです。しかし、現在のウェブサイトの広告を見て購買意欲がわくでしょうか。むしろ不快感を覚えるだけという人が大部分でしょう。だからこそ広告をブロックしたいと皆が思っているのです。

 

そもそも広告ブロックするようなユーザーは広告が表示されてもその商品を購入しません。つまり、広告主の企業から見た場合、広告ブロックの普及により、顧客にならない人の端末から無駄な広告がなくなり、アフィカスに支払っていた無駄な広告代を節約できます。この件については、広告主さんサイドとアフィカスさんサイドでしっかりと協議をして、公正な分配が得られるようにしたらいいのではないでしょうか。いずれにせよ我々ユーザー側が手伝うことではなく、そちらで勝手にやることです。

アフィカスの主張 - なんJ AdGuard部 Wiki*

「流行」とはなにか

 ファッション、新作アプリ、行列のできるレストランなど、「流行」というものが出現しては多くの日本人がそれに食いつき、数カ月したら何事もなかったかのように忘れ去られている。さて、ここでは「流行」の原理について考察したい。

 

 

誰が「流行」たらしめたのか

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流行になると、徹夜の行列ができることがある。

 

 先述したとおり、「流行りのもの」は突然現れ、社会を混乱させて、時間が経過すると何事もなかったかのように消えてゆく。そして、手を変え品を変え同じことが繰り返される。

 

 大都会に店を構えるようなところなら人目にも付きやすいし、かわいい洋服ならすぐ目について人気にもなるだろう。しかし、本来はひっそりとやっていた競技であった将棋*1など、明らかに目立たないものが突然人気になることがある。目につきにくいのになぜ人気になるのか。無名な人が他の人にその良さをアピールしたところで影響はたかが知れている。

 

 となると、「はじめは人気ではなかったが、誰かが人気になるよう印象操作した」ことになる。無名な人が印象操作しようとしたところで、そのためのツールはほとんど使えない。一応、比較的見られやすいものにTwitterがあるが、自身の投稿が短時間で流されてしまう点を考えると、フォロワーが少ない場合あまり意味がない。従って影響はほとんどない。となると、大々的かつ独占的に宣伝でき、かつ発信元がとても有名なものである必要がある。

 

  これを満たすツールとなると雑誌や大手サイト、テレビが当てはまる。これが使えるのはマスメディアのみである。

 

 これらの考察から、「流行」というものは、必ずしも初めから人気であるとは限らず、マスメディアが大々的に印象操作を行うことによって無理やり押し付けたものであることがわかる。

 

 メディアが取り上げるに至るまでの経緯は、メディアがマーケティング戦略として自発的に行った場合もあれば、自分の商品を人気にさせたいがためにメディアに金を払ってやってもらった、という場合もある。

 

「広告塔」としての芸能人

 メディアは影響の大きいツールを独占的に利用できるが、あるのは大きな会社だけで中の人は無名な人ばかりである。また、中の人だけではこのための戦略構想や宣伝する内容の編纂だけで手いっぱいだ。

 

 となると、影響力の大きい「有名人」にやってもらうことになる。それが芸能人、オリンピック選手、有名YouTuberなどの類である。当然彼らは対象としているものをベタ褒めする(別に指示のある場合は、相対的に人気にするためにネガティブキャンペーンを展開することもある)。テレビ番組やオンライン動画の合間にはCMが流れるが、本編もCMそのものである。要するに、我々は広告だけを嬉々として見ているのである。

 

 このように、有名人は広告塔としての役割を果たすのである。

 

「流行りのもの」≠「生活必需品」

 ところで、メディアや有名人はどんなものを取り挙げていただろうか?

 

 やたらと高価なiPhone最新モデル、絶賛された割にはそれほどおいしいものは出ない店、科学的根拠不明の飲料水、黒いゼリーが入っただけのミルクティー、芸能人が書いただけ、あるいは天皇が読んでいただけの小説本、一丁前に高いくせして使うから価値が下がるだけのカバンと腕時計、ネズミの着ぐるみが踊っているだけの夢の国…などなど。

 

 10万円を優に超えるiPhone最新モデルの分割払いの与信審査に落ちてTwitterでブチギれる人がいたが、25,000円のAndroidを買った方が経済的だ。健康に良いとされる飲料水についても少し論理的に考えればありえないことがわかる。

 

 このように考えていくと、流行りのものに、なければ生活が成り立たない、もしくは生活が著しく不便になるものはあっただろうか?おそらくないかと思う。そもそも必要なかったり、身近な安いもののほうがコストパフォーマンスが高い、というものばかりだろう。

 

「流行に乗らない」=「悪」と思っている人に要注意

 「流行に乗らない人ってダサいよね」などという言説は色々なブログや、へたすると有名人が言っていたりする。しかし、それに乗ってはいけない。煽られてモノを買ってしまってはこちらの負けだ。そういうのを目にしたら、まずは黙って10秒だけ数えてみよう。そしてよく考えよう。

 

 マスメディアや有名人が言っていた、そうでなくてもアフィリエイトバナーが見えたか広告代理店関係者であるなら、そいつは自分の利益になるから言っているわけで、そのためには我々がどうなろうが知ったことはないわけだ。いくら不安をあおられてモノを買ったとしても、そいつらは責任を取ってくれるはずはない。破産しようがどこ吹く風だ。だから、そいつらに騙されないように、そういう言葉やモノを勧めてくるような話には常に裏があると思って聞こう。

 

 それ以外の場合は、「あ~あ、信者になっちゃった」で放っておこう。某サイトには「流行に乗れない人は知能が低いから自己保身のため自閉的になっている」という人がいたが、知能が低いのはどっちなんだ、という感じでとらえればOK。流行りものなぞ宗教みたいなもの。画面の向こうにいるイケメンの芸能人だって、おいしそうな食べ物だって、あれほど嫌われたオウム真理教と一緒だ。

 

 ま、とにかく自分で考え、常に疑ってかかること。

 

結論

 流行物は廃り物、というように、流行など広告代理店やマスメディアが商業戦略のために捏造したものに過ぎない。流行こそ正義だと考える人もその取り巻きか、信者でしかない。

 

 最後に、広告代理店として名高い電通のポリシーを挙げ、それに対する我々の思考指針(要はその逆を実践すればよい)を述べて、筆を置きたい。

 

電通十訓

1.もっと使わせろ

→使って何があるの?どう役に立つの?それを使わないからって生活できなくなるわけないじゃん。節約しよう。


2.捨てさせろ

→まだ使えない?再利用できない?それでも無理ならリサイクルは?意味もなく捨てるのは環境に悪い。環境問題は自分に降りかかってくる。


3.無駄使いさせろ

→その買い物必要ですか?ないと死んじゃう?買わずに貯金しよう。塵も積もれば山となる。


4.季節を忘れさせろ

→季節に合わないものを買っても無駄になるだけ。今買う必要はない。その時になって考えればよい。


5.贈り物をさせろ

→毎年の贈り物ってめんどくせー。そんな金使うくらいなら貯金しよう。贈り物を要求してくる人間なんかと友達になるとこっちが損だ。


6.組み合わせで買わせろ

→最低限の必需品だけその都度買えばよい。組み合わせで割引とかいっても、合計金額は高いのは変わらない。


7.きっかけを投じろ

→また芸能人がなんか言ってるよ。こんなくだらないもの誰が買うか。


8.流行遅れにさせろ

→あなたが勝手に捏造しただけですよね?というか、流行に遅れようが生活には何の問題もないんで。


9.気安く買わせろ

→買わない。金がもったいない。


10.混乱をつくり出せ

→落ち着いてよく考えよう。そうすれば馬鹿馬鹿しく思えてくる。

*1:一例を取り挙げただけであり、決して将棋を批判もしくは蔑視しているわけではない。