日本社会の疑問を考えるブログ

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その印鑑必要ですか?

 日本では、書類にはほぼ必ず印鑑が必要だ。そのため、電子化の大きな足かせとなっている。そこで今回は批判だけでなく、改善策も提案したい。

どこでも必要な「印鑑」

 銀行口座を開設するときから各種署名まで、ありとあらゆる書類に捺印が必要となる。となるとほぼ確実にこれら書類を印刷しないといけなくなる。紙媒体はかさばるし、資源の無駄である。

署名だけでいいのでは?

 なぜ署名の他捺印が必要なのか理解に苦しむ。本人確認が必要という意見があるが、それは署名ですむはずだろうし、印鑑も別の人が持っていたら彼らがなりすましをすることができてしまう。従って署名で本人確認をしようが捺印でそうしようが大して変わらないと思われる。そこで、署名で代用することがよいといえる。署名ならタッチパッド(パネル)に直接書くことができるため、書類作成から本人確認まですべて電子化できる。

どうしても印鑑が必要と言うなら

 印鑑を電子化したらどうだろう。まず、印影を画像化し、色のつかない部分は透明になるように画像処理する。そして、画像貼り付け機能を用いれば電磁的に捺印ができたことになる。*1
 よく電磁的方法ではセキュリティが問題という意見があるが、この場合は印影の画像もしく捺印のアドイン機能にパスワードをかけることで解決する。*2

*1:その手のWordアドインをプログラムしてもよいだろう。

*2:これでも心配とお考えの方は、生体認証がおすすめである。指紋の他、指先の静脈、眼球の虹彩で認証する方法がある。