日本社会の疑問を考えるブログ

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労働基準法遵守の会社は最低限の条件だ

 様々な理由をつけて労働基準法を破ろうとする者が存在する。そればかりではなく、遵守要求を贅沢だとする者も存在する。

遵守している会社を選ぼうとするは贅沢なのか?

 そうしないと会社が潰れるからと、あたかも従業員を守っている振りをして酷使している会社はなぜか日本には数多くある。*1殺人罪と同じ法律違反のはずなのに、日本人お得意の集団バッシングが起きることもない。むしろ法律違反の状況が当たり前と思われている節がある。例えば、ハローワークの職員に労働基準法遵守の会社がいいです」と言ったところ「そんな贅沢な条件を満たす会社はありません」と言われる始末だという。

贅沢ではない、最低限だ

 何度も言う。労働基準法も他と同じ法律だ。従って遵守義務があり、最低限それができない会社は存在してはならない。にもかかわらず、絶対数を増やして「赤信号 みんなで渡れば 恐くない」という数の暴力で、労働者にそういった会社を選ぶのは贅沢と思わせる、日系企業の狂気を感じる。

*1:韓国もじゃないか、という反論があるが、あくまでここでは日本の話をしているので、この反論はあたらない。