日本社会の疑問を考えるブログ

日本社会で生きづらさを感じるすべての人へ…

「夫婦同姓」=「女性は改姓せよ」だよね?

 自民党の議員やバカウヨどもは夫婦同姓を謳っているが、これは単なる夫婦同姓ではなさそうだ。

一応どちらの姓に合わせてもよいが…

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結婚を機に豹変するクソジジイを見てると、旦那の名字に改姓するんじゃなかったって思いますよねぇ…

一応現在の民法では、「夫婦は旦那・妻どちらかの姓のみを名乗ること」となっている。となると、自由意志だから適当に選んで50:50になるか、と思いきや、そうではない。なんと96%が旦那の名字にしているのだ。民法改正前「男性の名字に換えること」という条件があったことを考慮しても異常に高い数値である。それどころか、男女問わずこのような改姓を当たり前と思っている節があり、女性に対し「どんな名字に変わるの?」とか聞いたり、改姓する男性に対しては世間からよくわからない解釈をされる、*1おまけに匿名掲示板に至っては「女性の方に合わせたら生まれた子供の性格が悪くなる」と事実無根の書き込みまでされるほどだ。

女性が改姓する必要があるのか?また、わざわざ夫婦同姓にする必要があるのか?

 女性改姓や夫婦同姓を当たり前と思う人も、これについての判例も、説得力に乏しい理由しか述べることができない。ここでは、挙げられる理由に疑問を呈していきたい。

判例の理由への疑問

判例は、ここに書いてあるので参照のこと。
www.mc-law.jp

あ「夫婦同姓は我が国の社会に定着してきたもの」

 またどーでもいい「伝統」ですか。なぜ伝統に固執する?その伝統がどんな合理的な理由を持って、どんな利益を生むの?せいぜい日本の文化はこんなものですって世界に発信しているだけだろw。むしろ自分の名前を捨てる制度として世界から白目をむかれそうだけどねw。

い「集団単位の呼称統一の合理性」、う「嫡出子識別機能」、え「一体感の実感」、お「子供の利益」

 集団といっても、その構成員を同じ呼称にして何の合理性があるんだかw。同じにしてもそこに残るのはただ名称が同じになったという事実だけだ。そして一体感も感じられない。例えば、佐藤さんは日本一多い名字で、クラスに複数いることがよくあるが、そいつら同士で一体感を感じることってありますか?「あっそ、同じなんだ」くらいでしょ?よくこのことで「この一体感がなければ家族が崩壊する」っているのーたりんがいるけど、だったらすでに崩壊してるってのw。事実婚の家族とか、別姓を認めている外国でそんなことがありましたか?あったら見せてくださいよ馬鹿どもがw。それに、そんな程度で崩壊する家族なんてない方がいいんじゃないのw?
 それと、子供の利益というけど、どんな利益があるの?具体的に言ってみろ脳が腐敗したクソ老人どもがw。それと、嫡出子についてだが、なんで血縁関係がないだけでそんな差別をしなければならないわけ?本人の成果で利益が異なるのはわかるが、別にこれは本人の行動が原因ではないだろ。産んだ親が原因なのに、その不利益を何で子供が被らなきゃならないわけ?

か「2者選択の自由」、き「通称使用」

 いやだから、クソ老人とかそれに洗脳された、足を引っ張ってくるゾンビどものせいで俺らは洗脳されているんですってばw。形式上は選択の自由があってもこいつらが男の方に合わせろってうるさいんですって。どーせ「心理的な痛みを伴って捨てたのだからお前もやれ」とかいう、みんなで不幸になろうキャンペーン大絶賛開催中てことだろw?それを「伝統だ」とか「自然の摂理だ」だとかきれいごとでごまかしてw。
 通称使用についてだが、どのくらい広まりましたか?と聞きたい。どんなところで使えるようになりましたか?改姓前と比べた不利益はどのくらい緩和されましたか?公的書類とかはどうですか?

賛成派への疑問

 伝統伝統馬鹿の一つ覚えのように言う洗脳ゾンビにはここでは触れない。同じことの繰り返しになるから。ここで、安倍首相の意見を見てみよう。
lite-ra.com
夫婦別姓は家族解体が最終目標、共産主義のドグマ」と発言したようだ。が、前述したとおり、それで家族が崩壊した前例があるのだろうか?それと「共産主義のドグマ」についてだが、杉田議員の時もそうだが、とりあえず馬鹿の一つ覚えみたいに「共産主義」とか「左翼的」と言っていればどうにでもなると思ってない?その意味もよく理解せずにw。むしろ共産主義の方が「みんな一緒」だから、夫婦同姓に近づくと思うけどw。

*1:有名どころではサイボウズ株式会社の青野社長がいる。彼も周りから変な目で見られたが、「何を言っても無駄だ」と判断されたのか、見逃してもらえたらしい、と本人談。