日本社会の疑問を考えるブログ

日本社会で生きづらさを感じるすべての人へ…

子作りしないのが最適解、という話

 政治家が「女は子供を産む機械」だとか言ったり、一般国民でさえも「子供作らないなんて社会の邪魔」などとほざくものがいる。しかし、子供を産むこと自体が大変リスクの高い行為であるし、その後も経済面などで難局が予想される。そこで、ここでは子づくりしない方がよい理由を述べる。

 

 

感染症および女性に与える苦痛

 いきなり下品なことを言えば、出産および子育てのプロセスはセックスより始まるが、このセックスという行為そのものがリスクの大きい行為である。この行為は、要するに他人の体液を自分の体内に注入する行為であるため、相手が何らかのウィルスを保持していればそれが感染症のリスクとなる。要するに一時の快楽と引き換えに感染症にかかるという、冷静に考えてみれば愚の骨頂としか思えない行為をしているのである。

 

 また、このあと女性は胎児の成長に伴い目に見えて腹部の拡張が見られるが、その終盤でひどい苦痛に襲われる。いわゆる陣痛だ。世界の果てまでイッテQだったか、ヘッドカメラをつけて出産した芸能人がいたが、その表情を見ればわかる通り女性側は非常に苦痛なものであり、そのようなことはあってはならない。また、それを見守る相手の男性やその他の人も、出産を控えひどく身体的な苦痛にさいなまれている様子は見るに堪えられないものである。結局のところ女性をここまで苦しめてしまったのは一時の快楽のためだけに女性を襲い精子を押し込んだ男どもが悪いのであり、その行為をしなければこんなことにはならなかった。

 

出産と育児における責任

 衛生面などの観点から、出産は病院で行うことが望ましいが、経済条件等によりそれすらもかなわないことがある。それがガード下などで出産してしまう理由である。このような場合、乳児は非常に不衛生な環境に置かれるため、健康安全面でのリスクが高まる。

 

 

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  同様に、この状態で子供を作れば、責任を持って子供が成人になるまで良好な条件で育てることができない。その結果が、「赤ちゃんポスト*1や虐待といった家庭内の問題につながるわけである。要するに、後先考えずに一時の快楽を追求するせいで、生まれた子が苦しむわけである。それを防ぐためには自分の行動とそれによる影響を考えることであろう。

 

日本の状態と大家族

 まず、日本は非常に子育てに対する経済的な補助が少ない。また、政治家(もちろん自民党の)に至っては「女は子供を産む機械」などとのたまい、女性を人間としてみておらず、今後も経済的補助を創設しそうにもない。というか、日本の経済状況や社会問題が山積する中では子供を産む行為はリスクが高い。

 

 また、日本の場合、出産することと経済的に安定でいることを両立することに理解を示さない会社がなぜか多い。子供を作るからと低賃金や非正規の職に追い込み、ハラスメントなどを繰り返して退職させ経済的に困窮させる。在職していたところで保育園が見つからない。地元住民の反対により非常に少なく、抽選や選考に当たらない可能性も大きい。

 

 さらに、親が古い価値観の持ち主だと、もれなく親も新しい家族に勝手に入ってくる。舅・姑は自分がそうされてきたからと嫁をいじめる。その悪影響は当然子供に伝搬する。

 

少子化について

 日本では少子化が叫ばれているが、だからと言って子供を作ってよいわけではない。少子化なのは日本くらいで、世界的に見ると人口爆発で今後食糧争奪戦争が起きるのだから子づくりしてまで人口爆発を悪化させる必要はない。

 というか、子供が減って困るのは税収(労働者)が減って困る政治家とか経営者くらいのものだから、搾取しか考えていないような輩のことなんか放置しておいて大丈夫である。

 

結局子づくりは避けた方がよい

 子供を作るときから身体的・経済的なリスクがあり、子育てに関しても経済的に保障されていない。これで子供を作れだのなんだの言われてもリスクが高いのだからできないし、しない方がよい。

 

 え?日本のためにならない?だったらさっさと十分な経済的補助を創設してから言えよ馬鹿者。特に自民党の古ぼけた考えのジジイどもが。

経済的補助の例

・月30万円の金銭補助および税金の減額

・休職時の給与保障および復職時のポスト保障

・保育園の増設(もちろん十分な給与と労働条件を保障したうえで保育士の大量採用が前提)

*1:同様の制度があるドイツでは、一定期間子供を手放した場合親権も喪失することになっている。しかし日本ではこれを運営する団体が民間のため、親権が喪失しないことがある。これにより、無責任な親が「あ、やっぱり子育てしたい」というと子供を引き渡さなくてはならないことになる。