スーツなんて要らないのでは
日本では、正社員はスーツ着用が常識とされている。しかし、業種によっては必要ないのでは?
よくわからない「スーツ着用」の常識
日本では、正社員ならばスーツ着用が常識とされており、スーツ着用のないところを探すと一部のアルバイトか、自営業もしくは、投資家しかなくなる。季節にも合わないことがあるし、客に会わないのに着用が義務付けられていることがある。なぜ義務付けられているのか疑問に思うが、会社を刑務所に例えると合点がつくだろうか。すなわち、
刑務所の作業内容にかかわらず、自首してから刑務所で懲役40年*1を終えるまで、この囚人服を着なければならない。
スーツ着用したからといって生産性が上がるの?
そもそもスーツ着用に何の意味があるのだろうか。会社維持に重要な要素として生産性があるが、着たからといって生産性が上がるはずがない。むしろスーツは身体を動かしにくくするため、逆に下がるだろう。上がるという会社刑務所の囚人がいるが、単純にそれはあなたか、あなたの周りだけだろう。それでは再現性がとれない。本当に上がると言うのならきちんと再現性のとれる論文を見せて欲しい。*2残念ながら社畜諸君、君たちの会社より私服勤務のGoogle、Microsoftの方が利益と生産性が高いんだよね。
客が来るから?
客をもてなすための礼服という意見がある。しかしこれには3つの反論ができる。
まず、客と会うことがない職場*3の場合、必要がなくなることである。同様に客と会わないときも必要ないこととなる。そのくせして職種によらず、勤務中ずっと着させるのは理解に苦しむ。先ほどのように、囚人服と考えればよいのか?
次に、客をもてなすにしても大抵の服装は客を不快にしないからだ。確かに、破れたつぎはぎだらけのジーパンに黄ばんだTシャツだと、「あれっ?なんだろうここは...*4」とはなるが、そうでなければ客も何とも思わないし、商談なども変わらず進行するだろう。*5むしろ、私服の方が落ち着いて会談ができるはずだ。
次に、礼服であることを大事にする方への反論だが、礼服はスーツだけではないからだ。見た目がきちんとした服はそれ以外にもあるからだ。だからわざわざ動きにくく通気性の低いスーツでなくても、他の機能性に優れた礼服があるだろう。