日本社会の疑問を考えるブログ

日本社会で生きづらさを感じるすべての人へ…

規則は合理性をもって運用しましょう

 中・高等学校の拘束校則や社内規定などでいろいろなことが規定されている。それに合理性があるのなら仕方がないが、明らかにないものもある。ここではそれを批判したい。*1

 

 

日本に残る不合理な規則

 

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意味不明な校則の例(モザイクが薄くて学校名が見えている)。

こんなツイートを見かけた。

  おそらく、これは大阪府のある高等学校で地毛で茶髪だった生徒が学校側に黒く染髪することを強制された*2ことを指しているものと思われる。元々染髪禁止というのは、染髪剤に含まれる化学物質が成長期児童の頭皮に悪影響を及ぼすからというのが始まりだったはずだ。が、「染髪しない」ことを「頭髪を黒いままにする」ことと混同した教師が、手段と目的をはき違えたことを強制するに行ったのだろう。

 このような意味不明な規則は髪の色だけでない。ポニーテール・ニーソックス禁止令や、下着の色指定など、根拠がわからないものも多数ある。理由を聞けば「犯罪被害防止のため」とは言うが、仮に髪や下着の色を固定し、その他諸々を禁止したとしても犯罪被害が減るという実証的研究は存在しない。というか、黒髪ロングだとか真っ白おぱんちゅに興奮するヘンタイさんも一定数いるだろうから、効果はないと思うが。

 また、なぜか会社に出てもこのような意味不明な規則がある。まだディズニーランドのような、大多数の客に見られる職業なら百歩譲って仕方ないといえる。しかし、客と会わないはずの職務ですらスーツを強制するなど、合理性に欠けるものが多くある。さらに、その組織において、on-duty(学生の場合は学校にいる時)でないときも拘束する規則だってある。やはり不合理だ。

 

合理的かどうか?それが大事だ

 何も考えずにただ縛られてきた奴隷どもには難しいだろうが、考えてみよう。これら規則はなぜ存在するのだろうか。そこに合理性はあるか?わざわざ縛り付けてまで受け手に利益や被害の抑止をもたらすか?そうでなければただそれは人を縛り付けるだけの無意味なものでしかない。そこからわかるのは、為政者がただのバカか、(支配欲なのか抑圧移譲なのか知らないが)縛り付けて自己満足したいだけかのどちらかであるということだ。前者であることは、縛り付ける根拠となる、客観的な研究例や論文の提示を求めればよい。バカはバカなりに研究論文など読めない。せいぜい怒り狂って幼児退行するか、自分以外誰も信じていないことを捏造するからw。そうでなければ後者か。おそらく一つ上の世代から洗脳されて、それこそ上のツイートにあるように「黒色にしないと呪われるー」みたいに偏見を持っているんだと思うけど、それ自体事実無根の偏見であることに早く気づけばいいのに。あ、やっぱり頭が悪くて気づかないか、それとも認めるのはプライドが許さないのかw。

 

思考停止して賛成する奴って何考えてるの

 支配者だけでなくなぜか被支配者もノリノリで縛り付けられてるよね。おまけに「守れないのは甘え」「俺はもっと苦しい目にあってきた」とかw。誰もあなたの自虐ネタなんか聞いてませんってw。むしろ苦労を避けたりそれと戦わず無思考で虐げられてきたのはただのバカとしか言いようがないねw。ホント。自慢している暇があったら何の利益もない苦労を避けるための努力をしたらどうなの?おバカな奴隷さんよw。あと、「嫌なら辞めればいい」ってやつ。まだ事前にその説明を受けて、かつ組織への参加が任意な場合はわかる。だが、組織の奴ら巧みに隠そうとするし、聞くことすら止めてくる奴ですらいるんだぜ?どうやって調べろと?具体的な道筋を示せよホントに。

*1:ここでは、暗黙の了解でできている「マナー」でなく、初めから明文化された「規則」のみを扱う。

*2:Japan teen 'forced to dye hair black' for school - BBC News