日本社会の疑問を考えるブログ

日本社会で生きづらさを感じるすべての人へ…

1分遅れたからってどうした

 1分遅れたからと激怒する「お客様」とひたすら平身低頭する駅員・車掌をここ日本ではよく見る。

遅延のアナウンス

 特に都内ではこのようなアナウンスをよく聞く。
「この電車1分の遅れをもって○○駅に到着いたします。電車が遅れましたことを深くお詫び申し上げます
 ここだけでも異常なのだが、なかにはそれだけで従業員に喧嘩を売ったり土下座を要求したりする犯罪者・クレーマー「お客様」がいらっしゃるところだ(こういった「お客様」については別途記事にする予定です)。

たかが1分の遅れが何になる?

 1分でできることはあるだろうか?逆に聞くと、その1分が無いとできなくなることはあるだろうか?(ほとんど)ないはずだ。1分なんてすぐに経つから。そのくせしてなぜ1分遅れただけでブチ切れるんだよ社畜諸君。どうせ君ら「会社には始業30分(ひどいと2-3時間)前に来い」とか同僚・後輩に強要してるんだろ。強要するくらいだから君らもできるよな?だったら1分の遅れなんてどうともないよな?それともなんだ、君ら1分遅れると死ぬような重病人なのか?

従業員に因縁つけるのはやめましょう

 その前に、旅客輸送の契約内容について考えようね社畜君。君たちが利用している公共交通機関はあくまで
「旅客を指定した距離だけ輸送することを運賃と引き換えに行う」
というだけで、「時間通りに輸送する」というのは契約にない。*1それにもかかわらず従業員に詰め寄って喧嘩を売るのはどうかと思うが。一応言っておくが土下座させた君は強要罪、殴った君は傷害罪だから。さっさと刑務所入れ犯罪者。というか、こんなことを知らせるポスターがあること自体君たち社畜の精神年齢の低さがにじみ出てると思うよ。
 鉄道会社側も見逃さずに要求を拒否したり、警察に通報したりできたらこんな「お客様」は減るのだが...。

*1:旅客営業規則を参照しても、そのような項目はない。