日本社会の疑問を考えるブログ

日本社会で生きづらさを感じるすべての人へ…

最悪!日本の職場(2)

前回の記事では、日本の職場のクソな点を書いていった。まだまだあるので、その続きを今回は書いていく。

 


懲役40年

 

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 なぜか知らないが、日本の会社の場合、20代で入ったら60代で定年退職するまでは働き続けるもの、というよくわからない認識がされている(しかもその「懲役」がこれから長くなってくる予感w)。これに対する反論として、「アメリカも定年がない」というものが見抜けられるが、あくまでそれは「いつでも就職・転職・退職でき、復帰も自由」「定時退社」や「勤務時間外のプライベート」などが保障されているうえでのことだから、定年をなくしてもブラック化しない。しかし日本の場合はこれが認められておらず、ただ奴隷労働でしかない。「プライベート」「定時退社」については後程書くが、「いつでも就職・転職・退職でき、復帰も自由」というのが日本にはない。別に3,40歳の新人がいてもそういう人がいるだけなのになぜ差別する?もしかしたらそいつがとんでもない才能を持った人であるかもしれないのに、ただ年齢で差別するのは経済的な損失でもあるが…。

 同様に転職にも制限があるのが問題だ。一応名目上は転職の自由があるように感じるが、実際はそうでない。転職前も嘘を言われるなど*1でしつこく足を引っ張られ、いざ転職しようとすると退職した事実だけを見られ、ひどいところになると前の会社に退職したことを聞きに行くという鬼畜っぷりを見せる。全く本人の能力には関係ないのに…。結果、実際は転職など自由ではない状況なのだ。

 退職(休職)と復帰にも自由がない。例えば、JR最長切符*2を買ってその路線を乗りつぶすとか、ライブ活動をしたいからとか、世界一周したいとか、やりたいことがあるからいったん退職・休職して、ひと段落したら復職する、というキャリアがあっていいはずだ。しかし日本ではそれは認められていない。なぜか、うつ病といったやむを得ない理由であろうとも退職・休職するものはクズだとの認識があり、それどころか、それを趣味に充てるとはどういうことだ、と思われているのである。いやはや、こいつら日本人は何のために仕事しているのだか…。手段が目的と化してるよw。


プライベートも勤務時間?

  もっとひどいのは、なぜか契約や法律に縛られない勤務時間外に仕事や各種行事が入ってくることである。勤務時間が終わってもメールやら電話やらが入ってくるし、契約外だからと無視したら翌日お叱りが飛んでくるという始末。それ以外にも、飲み会やら会社行事やらを入れてくる。契約にも法律にもないので断ると、なぜか業務命令だとのたまい強制しようとする。お金がないは理由にならないとかわけわからない。プロミスにでも駆け込めというのか!…いやだから、勤務時間外は契約にないでしょ?なに縛り付けようとしてんのw。プライベートあっての仕事だろうがw。


契約・法律を守らない会社

  残業代を払わない、時季変更権*3を拡大解釈して有給休暇を消滅させる、あらかじめ協定を結んでいないのに残業させ、しかも残業代を払わないなど、クソ日系企業には契約や法律を守らない企業が山のようにある。で、契約違反だ、法律違反だと批判すると、現実的でないとか、働かせていただいているだけありがたいと思えとか、まったく筋の通っていない反論が(しかも同じ立場の労働者からw)飛んでくる。まるでこちらが悪いと思わせんばかりの言動だ。あのさぁ…。契約には「会社都合で勝手に変えてよい」決まりなんかないし、法律などはさらに厳しいはずだ。それを現実的でないとか言って無視するのはどうかと思うが…。逆に聞くけど、なんで法律も守れないような会社を設立したの?それ単に君たちクソ経営者が無能だということを露呈しているだけだが…。

 

人材の海外流出は当然の結果

 これまで2回にわたって、日本の会社の問題点を挙げていたが、日本の会社がクソだから移住が絶えないわけだ。若者の人材流出が止まらないとか嘆いたり彼らを売国奴だと罵る前に日本を改善したらどうだw?外国をまねしろだとかグローバル化だとか言って、結局はお前ら政治家とか経営者に都合のいい部分だけまねしているんだろうが。繰り返すが、人材流出を止めたければさっさと日本を改善しろカスどもがw。根拠のない自画自賛とか、外国を貶して相対的に日本を高める行為は無意味ですよw?

*1:法律上は2週間前までに申し出れば退職できるものを、それより長い日数を言ったり、退職できないことを言ったりすることなど。

*2:同じ区間や駅を通らないといった、乗車上の規則を遵守したうえで1枚で発券できる切符。関口知宏さんが2004年、当時最長だった京浜東北線や山陰、鹿児島などを通り稚内から肥前山口までのルートを乗りつぶした。なお、そのルートは年々変化している。

*3:突発的に生じた繁忙期において、有給休暇取得希望者が、社内でも重要なポジションに位置し、さらに彼らの代わりとなる人たちの欠席が集中し、いくら対応してもそこを補充できない場合のみ、取得時期の変更を、変更先を確約したうえで「お願い」できる。慢性的な人手不足とか、業務とは無関係な行事、代替要員を用意していない場合は使えない。そこは無能な経営者どもが無能なりにどうにかしろ、ということ。